死後のために生きる~吉田松蔭に学ぶ生き方の思想~ / 100 years later
自分はどんな人生を生きるのか、と考えることがあります。
“10年後はあれができたらいい。20年後はこんな人間になっていたい。50年後は大切な人と寄り添っていたい”
夢を持ったり、時には叶わず、打ちひしがれたり・・。とにかく、明日、食うために必死に生きていく。人生とは、そんなものなのでしょう・・
“けれど結局、全てが虚しい”
生きることは死にゆくこと。人生は、なんてちっぽけなんだろう。私は、いつもそんな思いに至ってしまい、虚しさを拭いきれませんでした。
どう生きるのか、という一生の問いにヒントをくれたのは、日本の幕末の志士・吉田松蔭でした。松蔭の『100年後、200年後の日本のために』という途方もない思想が、私に衝撃を与えたのです。
松蔭の未来に向かって広がる思想は、幕末の志士達をつき動かし、現代日本へとつながる、大きなうねりとなったのです。
『目の前にあることで精一杯で、気づけばその日が終わっている・・。そんな生き方は、もうやめよう。
どんなに小さなことでも、未来がよりよくなるよう貢献したい。自分の死後、100年後の未来が、素晴らしい世界であるために。誰かの心の“かけら”になりたい。』
私は、そう確信し、この曲を制作しました。
余談ですが、松蔭が捕らわれ命を落としたのは、29歳。こんなにすごい方が、まさかこんなに若かったなんて・・・。強い思想のもとに生きる人々は、あらゆる時間を超越していくのだと、思い知らされました。
制作MEMO
神秘的なイメージと未来的なイメージを、同時に表現したくて、シンセでユニークなコードパターンを冒頭でループさせ、エキゾチックなズルナ(トルコのリード楽器)を印象的に響かせています。
「100 years later」
What will happen to the world after 100 years later?
What will remain?
After my death, I wish to remain the best of my something.
昨日と何も変わらない毎日 それでもひとつずつ過ぎ去ってく
迷宮入りしたmy destination このごろずっと漂ってる
何をすべきかわからなくなったら 10年後をLet’s imagene あなたと
感情にとらわれてしまったなら 20年後をLet’s imagene 自分で
one hundred years later 私の 存在しない未来の世界で
今よりずっと強く 果てしない 誰かの心に生き続けられたら
明日だけ見つめて暮らしてると アスファルトに閉じ込められちゃう
長い目で見て でもspecificに計画しながら紡いでいく
ゴールを定めれないままなら 50年後をLet’s imagene あなたと
生きてる意味がわからなくなったら 100年後をLet’s imagene みんなで
one hundred years later 私が 知るはずのない 未来の世界が
夢見たようにきっと 美しい 完成形へとつながっていくように
後のことはしらないなんて言わないよ (Let’s imagene)
100年後を夢見ることに 私の生きるヒントがある (Let’s imagene)
one hundred years later 私の 存在しない未来の世界で
今よりずっと強く 果てしない 誰かの心に生き続けられたら
(one hundred years later) 私が 知るはずのない 未来の世界が
夢見たようにきっと 美しい 完成形へとつながっていくように
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